スケルトンリフォームで叶える!心満たされる週末別荘ライフ
最近はコロナ禍の影響もあり、別荘の購入を検討する人が増えているようです。
別荘の入手方法は、以下の3つのいずれかの場合が多いと思います。
・新築を買う
・中古物件を買う
・理想の別荘を建てる
このなかでも中古物件は、新築に比べると手に入りやすい価格帯で購入できる物件が多いです。
そのため購入した中古物件に、リフォームを行うことでご自身の理想の別荘を作るという選択をする人が増えています。
そもそもスケルトンリフォームとは
スケルトンリフォームとは、ひと言でいうと
“柱や基礎などの躯体以外を丸ごと変える大規模なリフォーム”のことです。
スケルトンは英語で「骨格」のこと。
そして建物の骨格とは、柱や梁、床といった建物の大切な躯体部分のことをさします。
スケルトンリフォームは建物の躯体は残し、それ以外をリフォームするため、新築同様の住み心地にすることができるのです。
リフォームの中でも大規模な工事のためその分費用は掛かってきますが、建て替えや新築よりは抑えることも可能です。
スケルトンリフォームを行うメリット
スケルトンリフォームの最大のメリットは、新築のような“自由度の高さ”です。
ご自身のライフスタイルに合わせて間取りや、キッチンや浴室といった水廻りの設備の位置を変更することもできます。
自由度の高いプランニングができれば、より理想な別荘ライフを叶えやすいといえますね。
その他にも、建物の機能性を向上させることもできるのも魅力のひとつです。
既に建物が完成されていると、壁の中や給排水管といったパッと見ただけでは目視できない部分の老朽化の進み具合や劣化を把握できないことが挙げられます。
しかし、スケルトンリフォームであれば躯体の状態にすることで全て確認することができるのです。
そのため、必要な部分には補修や補強工事を施すことで耐震性や気密性といった、建物の機能性を上げることができます。
また、物件によっては建て替えがそもそもできない場合があります。
建て替えを行うためには、一定の条件がありそれが満たされない場合は「再建築不可」とされます。
しかし、再建築不可物件では建物を壊して建て替えることはできませんが、スケルトンリフォームは可能です。
スケルトンリフォームを行うデメリット
それでは次に、デメリットについても見ていきましょう。
スケルトンリフォームは、建て替えや新築より費用を抑えることが可能とお伝えしましたが、
場合によっては費用が高くなる場合もあります。
なぜなら、スケルトンリフォームは躯体を壊さないように解体する必要があるため、職人さんの作業がどうしても必要になってきます。
工期が長ければ長いほど、人件費がかかりますので必然的にコストが高くなってくるというわけです。
内装だけするのか、それとも屋根や外壁まで行うのか。
ご自身の要望と予算を照らし合わせながら施工範囲を決めていきましょう。
また、メリットとしてご紹介した“自由度の高さ”ですが
建物の構造によっては間取りの変更が難しい場合もあります。
日本の木造の建築物は大きく分けて、【木造軸組工法】と【ツーバイフォー工法】の2つがあります。
【木造軸組工法】は柱や梁で建物を支える、日本の伝統的な建築手法です。
いっぽう、ツーバイフォー工法では柱や梁ではなく壁で家を支えるように設計されています。
そのため、スケルトンリフォーム自体は可能ですが、間取りの変更は【木造軸組工法】の建物に比べると制約されます。
「こんなはずではなかった!」と後悔しないためにも
事前にリフォーム会社に要望を伝えたうえでどんなプランが可能かしっかり相談しましょう
また、理想に近づけるために制約があるなかで新しい提案をしてくれる、スケルトンリフォームの実績が豊富な信頼できる業者を探すことができればなお安心ですね。
スケルトンリフォームで生まれ変わる別荘
メリットとデメリットを踏まえて、スケルトンリフォームの特徴をご紹介しました。
せっかく工事をするのであれば、スケルトンリフォームのメリットを最大限に活かして計画をすることでより満足度も高くなります。
そこで、スケルトンリフォームを検討されている方におすすめしたい断熱リフォームとデザインリフォームについてお話したいと思います。
夏も冬も快適に過ごせる!断熱リフォーム
リフォームの検討を機に、家の断熱性能を改善したいとご検討される方も多いのではないでしょうか。
断熱性能が高い家は、一年を通して快適に過ごすことができますね。
古い一戸建ては、もともと断熱材が入っていなかったり、また入っていても経年劣化により性能が落ちていることもあります。
スケルトンリフォームであれば、建物を躯体の状態まで解体するため壁の裏側や床下、天井裏にも断熱材を施工して断熱性能を大きく高めることができます。
愛着ある別荘の持ち味を生かしたデザインリフォーム
スケルトンリフォームであれば、「新築と同じように白い壁紙で壁や天井を仕上げる」だけではなく、別荘本来の持ち味を活かした空間づくりも可能です。
例えば、柱や梁といった躯体をデザインとして活用するというのもひとつです。
通常、柱や梁は壁や天井の中にあり見えないことが多いですが、それをあえて空間のアクセントとして見えるようにするのです。
壁や天井の遮るものを無くすことで、より空間が広々と見える効果もあります。
以前の面影を残しながら、現代のライフスタイルに合った居心地のいい空間を叶えることができるのもスケルトンリフォームならではといえます。
毎週末リゾートホテルで暮らすような心地よさを
新型コロナによってこれまでのライフスタイルや働き方の変化により、「新しい生活様式」として会社には出勤しないで仕事をする“リモートワーク”やリゾート地で働きながら仕事をする“ワーケーション”がテレビや雑誌で取り上げられています。
そんな中、別荘に注目される方も多いと思います。
予算を抑えながら自分の理想を叶えたいという方には、中古物件+スケルトンリフォームを一度検討してみてはいかがでしょうか?
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