窓リフォームのススメ!光と風が通る住まいに

窓は光を取り入れ、通気を促してくれる家にはなくてはならない存在ですよね。
実際に住んでみて
「昼間なのにリビングが暗いから、自然光を取り入れて明るくしたい。」
「トイレをもう少し開放的にできないかな。」
このように思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それらの悩みは、窓を設置することで解決するかもしれません。
ここでは、リフォームで窓を新たに設置するリフォームをご検討される際のメリットや注意点についてご紹介いたします。

快適性がアップする窓を増やすリフォーム

快適性を向上させるために、窓の増設や後付けをしたいとご要望いただくことは決して少なくありません。
新築で建てた場合でも実際に生活をしてみて気づくことも多くありますし、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて住まいのベストな形も変わってきます。
そのため、後から新たに窓を設置したいとご相談いただくことは決して珍しくありません。
たったひとつの窓を追加するだけでも、想像以上に快適な空間を作ることも可能です!

そもそも窓は後から増やすことができるの?

最初に結論からお伝えすると、後から増やすことは可能です。
ですが、家ごとに構造は異なりますので増やすことができない場合もあります。
壁は家を支える重要な役割を担っていますが、窓が設置している壁は家を支える壁としてはカウントされません。
そのため、家を支える壁を減らす余裕がない場合は新たに窓を設置することは難しいといえます。
それ以外にも、窓の増設リフォームは注意すべき点が多い工事といえます。
最近ではDIYで窓の増設にチャレンジする方も増えてきていて、DIY用の窓やサッシも販売されているほどです。
しかし、少しでも不安がある方は専門の知識がある方以外はプロにご相談して計画することをおすすめします。

窓を増やすことで得られるメリットとは?

窓を増設することで得られるメリットは、住まいの快適性が向上することです。
具体的には
・風通しや通気性UP
・明るさが確保できる
・開放的な空間にすることができる
・外の庭や景色を眺めることができる

この4つが挙げられます。
窓を新たに設置することで、外からの明かりや空気を部屋の中に取り入れることができます。
暗かったお部屋が今より明るくなり、窓を開ければ風が通り抜けるルートが増え空気の循環を促すことができるのです。

後悔しないために知っておきたいデメリット

リフォーム工事はメリットだけでなく、デメリットもきちんと把握したうえでプランを進めることで後悔しない選択をすることができます。
そこで今度は窓を増設することで考えられるデメリットをご紹介します。
・外の気温の影響を受けやすくなる
・結露の原因となることがある
・壁が少なることで家具が置けなくなる場合も・・・

一番のデメリットは、夏は暑く、冬は寒くなる点と結露です。
しかし、最近では断熱性や気密性の高い窓もあるため、しっかりと計画すれば大きなデメリットにはなりません。
また、窓を設置した後の家具の配置まで検討しておきましょう。
人が出入りできるような掃き出し窓であれば、その前に家具を置くことはできませんし、窓の下に壁がある腰窓であっても窓やカーテンに干渉しないようサイズをきちんと把握して計画する必要があります。
そうすれば、より満足度が高いリフォームを行うことができます。

新たに窓を作るリフォーム時の注意点

窓増設のリフォームは建物の外周面に開口する必要があるため、慎重に計画を進める必要があります。
注意するべきポイントは以下の3つです。
・設置できる場所やサイズは限定的
・結露対策
・直射日光対策

快適に過ごすために行う工事ですので、工事をしたことで困ったことにならないよう信頼できる業者と詳細内計画が不可欠といえます。

設置できる場所やサイズは限定的

「せっかくリフォームするなら、大きな窓を付けたい!」
このように考える方も多いかと思いますが、後から窓を増設する場合は自由にサイズや設置場所を選べるわけではありません。
窓を新たに作る際には、壁を壊す必要があります。
しかし、先ほどお伝えしましたが壁は家を支える重要な役割を担っているため、耐震性が下がらないように壊しても問題ない壁のみ新たに窓を設置することは難しいのです。
大きな窓は絶対に設置できない、というわけではありません。
場合によっては他の場所を補強することで設置できる場合もありますが、大きな工事になり、費用と十分な検討が必要になってきます。
実際にどれが壊しても問題ない壁かどうかは、業者に確認をとれば把握することができます。
プロであるリフォーム会社と相談し、窓を新たに設置できるかどうか、どれくらいのサイズの窓であれば増設できるかなど判断してもらいましょう。

忘れてはいけない結露対策!

窓を新たに作る際に忘れてはいけないのが結露対策です。
窓枠の工事は隙間を作らないようしっかり行ったり、断熱材を入れるなどどのような対策を行うか業者に確認をとると安心です。
また、結露対策のひとつとして二重窓を選択するのもひとつです。
二重窓とは窓を2つ設置するため、窓と窓の間に空気層ができ、その空気層が断熱効果を発揮します。
そのため室外の温度変化の影響を受けにくくいため結露対策には効果的です。

天窓を作るときに必須な直射日光対策

北向きのお部屋や、周囲に高い建物が隣接するなどの理由であまり陽が入ってこないために天窓の設置を検討している方もいらっしゃると思います。
天窓の採光効果は、普通の窓の3倍といわれています。
そのため採光的にはおすすめですが、暑さ対策もしっかり行う必要があります。
例えば、太陽の光を遮る遮光性能があるロールスクリーンを電動で開閉できるように設置することもひとつです。

電動ロールスクリーンを設置する分費用は掛かりますが、天窓からの夏の直射日光は室温に大きく影響します。
リフォームしてからも快適に過ごせるよう、きちんと対策も検討しておくと安心です。

しっかり検討を重ねて快適な住まい空間を

いかがでしたでしょうか。
建物の中のリフォーム工事と比べ、外周の壁に窓を新たに追加する工事は制限もありますし慎重な検討が必須となります。
そのため、信頼できる業者と丁寧に打ち合わせを重ねれば、より満足度の高い工事を行うことができます。

まずは、2社以上のリフォーム会社にご相談してみるとこから始めてみてはいかがでしょうか?

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