浴室オーディオのリフォームで幸福度がアップするって本当？

みなさんは毎日湯船にゆっくり浸かり、一日の疲れを癒すことができていますか？ささっとシャワーだけですまし、体の汚れを落とすだけの場所にはなっていませんか？ストレスや疲れも高まりやすいこの時期だからこそ、見直したいのが浴室の環境です。一日の疲れをリセットし、心も体も元気でいるために、リラックスできる環境での入浴はかなり重要なポイントです。

浴室オーディオ付きのお風呂に期待できる入浴効果

お風呂できれいになるのは体だけではありません。
湯船にゆっくり浸かることで得られる健康効果が、科学的にあきらかになっています。
それは温熱、静水圧、浮力の３つの作用です。
お湯に浸かると体が温まる、これが温熱作用です。
温熱作用により血の巡りがよくなることで、酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が身体の隅々まで行きわたり、血液中の老廃物や二酸化炭素が洗い流されます。
静水圧とは静止している水中において働く圧力のことです。
適度な水圧により血管が圧迫されることで、手足にたまった血液が押し戻されて心臓の働きが活発になり、血液やリンパの流れを促してくれます。
湯船につかると、お湯の浮力によって体重が陸上の約9分の1になる、これが浮力作用です。
浮力作用により、普段体重を支えている筋肉や関節の負担が軽減され、緊張がほぐれて全身の疲れが取れやすくなります。
湯船に浸かることでそれぞれの作用が働き、心にも体にもリラックス効果をもたらすのです。さらにそこで浴室オーディオの出番です。
ゆったり湯船に浸かりながら自分の好きな音楽を聴くことで、自律神経のバランス整い、ストレス解消にもつながります。
入浴の健康効果と音楽のリラックス効果が合わさることで、かなりの相乗効果が期待できます。

浴室オーディオの代わりにスマホで音楽を流してみた

とは言いつつも実際、子どもと一緒に入るお風呂はゆっくり湯船に浸かれる時間はあまりありません。
音楽を流せば子どもたちは終始ご機嫌で、自分がゆっくりできるのでは？と思い、防水ケースに入れたスマホで音楽を流してみました。
しかし逆効果でした。スマホから流れる音楽を聴くのではなく、流れる映像を見せろ！操作させろ！兄が！弟が！と奪い合いでゆっくり浸かれるどころではありませんでした。

スマホを持ち込むより浴室オーディオに魅力を感じた理由

結果、スマホだとやっぱりオーディオの代わりにはなりませんでした。
音質的にも限界がありますし、音楽鑑賞より動画鑑賞になってしまいます。
そしていくら防水対策をしてても、スマホを浴室に持ち込むのは少し心配です。
浴室オーディオならそんな心配はありません。
純粋に音楽だけを楽しむことができるし、全体に音楽が心地よく響き、浴室が一瞬にして最高のオーディオルームになるのではと思います。
Bluetoothに接続して音楽を聴ける浴室オーディオもあるので、簡単にいろいろな音楽を流せることも魅力のひとつです。

子どもたちとのお風呂タイムで浴室オーディオを楽しむ場合

私が子どもたちとお風呂で音楽を楽しむときに流したいのは、英語のキッズソングです。
日常生活に英語を取り入れることで、英語に耳を慣れさせることが狙いです。
そして知らず知らずのうちに英語の意味を理解し、単語やフレーズを覚え、英語力を鍛えようという魂胆です。
子ども向けの英語の歌は、日本語の歌とは一味違った、楽しいノリの曲がたくさんあるので、お風呂の湯船に浸かりながら子どもたちと、近所迷惑にならない程度で大熱唱しようと思います。

一人でゆっくりお風呂タイムで浴室オーディオを楽しむ場合

私はたまに子どもが寝静まった後、一人でゆっくりお風呂に入りなおすという、至福のひとときを過ごしています。
日々全力で生きる息子たちに向き合うのは正直結構疲れます。
その日の疲れはその日のうちに解消して、翌日からまた元気に全力で子どもたちと一緒に遊べるよう、リフレッシュできる時間を大切にしているので、浴室空間の快適さはとても重要な要素です。
疲労回復効果を高める入浴に加え、大好きな音楽が浴室に響き渡れば、さぞかし至極のお風呂タイムになることでしょう。

浴室オーディオの埋め込みリフォームを行うときの条件

防水型のポータブルオーディオなどを持ち込んでも音楽を楽しむことはできますが、やはり埋め込み型の浴室オーディオの良い所は、見た目がすっきりしていることです。
さらに天井から流れる音は広がりが良く、より臨場感あるサウンドが楽しめます。
また水没する心配がないことも魅力的なポイントです。
しかし浴室オーディオの埋め込みリフォームを行うにはいくつかの条件があります。
浴室の天井に点検口があること、天井裏に十分なスペースがあること、浴室がユニットバスであることが必須条件です。
天井裏は高さは少なくとも20cm以上は必要になってきますので、浴室オーディオの埋め込みリフォームをご検討の際は一度確認しておきましょう。