台風被害を最小限に抑えるために!やっておきたい屋根瓦の修理

近年は全国で台風被害が年々大きくなっているニュースが毎年のように聞かれます。
千葉県でも、2019年に千葉県を中心に甚大な被害を出した台風15号も記憶に新しいですね。

「瓦がこの間の台風でずれている気がするけど、放っておいても大丈夫かな。」
「瓦が少し欠けている気がするけど、どうしたらいいんだろう。」


もしこのようなお悩みがある方は、事前に対処しておくことでいつ来るか分からない台風に備えておくことができます!
今回は、屋根瓦の修理を検討する際に気を付けたいポイントをご紹介します。

屋根瓦の修理で大切なのは余裕をもって準備をすること!

屋根の瓦の破損やずれている箇所を見つけたら、なるべく早く対処しましょう。

「小さな破損であれば特に困らないだろう。」
「そのうち他も直すところが出てくるだろうから、まとめて一緒に修理しよう。」


このように、現時点で特に困ったことになっていない場合は後回しにしてしまいがちですよね。
また、後回ししがちの要因のひとつに「どこに依頼していいか分からない」というお悩みも伺います。

最近ではリフォームや修理業者を装った人が、不安を仰ぎ必要ない工事を契約させるという被害相談が消費者庁に多数報告されているニュースも聞きます。
そんなニュースを聞くと、なかなか一歩踏み出せないというのも当然かもしれません。
ですが屋根は放置することで大きな問題を引き起こす可能性がある、家の中でも大切な部分です。
本当に困った事態にならないためにも、余裕を持って準備を進めることができれば安心ですね。

屋根瓦のメンテナンスを怠ると怖い二次被害とは

なぜ、屋根瓦の場合は小さな破損やずれなどの軽微なことでも放置せずに早く対処する必要があるのでしょうか。
それは二次被害を防ぐためです。
大げさと思われるかもしれませんが、軽微なことでもそのまま放っておくと大きな問題を引き起こす可能性があります

例えば
・瓦が落下して下にいる人に怪我をさせる
・ずれた隙間から雨や風が入り込み雨漏りの原因になる
・破損したかけらが他の瓦を傷つける


以上のようなことが考えられます。
近年では、毎年のように台風被害を受ける地域も珍しくありません。
そして自然災害はいつどこで起こるか予測が難しいことがとても怖いところです。
被害を最小限に抑えるためにも、日ごろからのメンテナンスを行うことで、もしもの時にも安心して対処できるようにしておくと心強いですね。

屋根瓦の修理費用を抑えるために確認すべきこと

屋根瓦の修理は一枚の瓦の交換から瓦屋根を全面的に葺き替える場合など、規模と修理内容によって大きくことなります。
しかし、やる必要がある修理であれば費用をできる限り抑えることができれば嬉しいですね。
そこで確認いただきたいのが【火災保険】です。
火災保険は火事で家が燃えてしまった時に保障される、家にかけている保険です。
実は火災保険で補償される事故は火災だけでは無い場合があります。

保険金を支払う条件のひとつに、台風で瓦が飛んでしまった場合などの“風災”があります。
ご自身が契約している火災保険にこの風災が条件に入っていて、適用できれば無料で修理できる場合もありますので一度確認してみてください!
また火災保険で瓦修理する場合は、施工会社が保険に詳しいと打ち合わせもスムーズで安心です。
修理業者に見積もりをお願いする際に、火災保険の適用実績も確認することをおすすめします。

信頼できる屋根瓦の修理を業者に出会うための2つのポイント

屋根瓦の修理をお願いする業者選びで、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
信頼できる業者に出会うためのポイントは2つ!

・訪問営業の業者はその場で決めない
・相見積もりをとって比較検討する

以上の2つを把握しておくだけでも、信頼できる業者に出会える確率はグッと高くなります!
特に屋根の修理についてあまり詳しくない方であれば、信頼できるプロフェッショナルの業者はとても心強いですよね。
なぜこの2つが大切なのか、ひとつずつご説明していきます。

屋根瓦の訪問営業の業者はその場で決めない

先ほども少しお話しましたが、近年は訪問販売業者による屋根修理の詐欺被害が多発しています。
詐欺と聞くと、他人事のように感じれるかもしれません。
ですが突然、訪問販売業者に屋根の劣化を指摘されれば、「大丈夫かな?」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
なぜなら、屋根の劣化はご自身では目で確認しずらく、また屋根が家を支える大切な役割を担っている特性から修理の緊急性が高いことが想像しやすいからです。

もちろん、全ての訪問販売業=詐欺というわけではなく、中には誠実なお仕事をしてくれる業者もいます。
そのため、訪問販売業者からリフォームを進められた場合は、その場で即決しないことが大切です。
一度業者には帰っていただき、冷静になって家族や信頼できる周囲の人に相談しましょう。

相談したうえで工事をお願いする場合は、
・自身の不安や要望に親身になって話を聞いてくれるか
・契約書の作成や事前説明などをきちんとしてくれるか

以上のようなポイントも確認しておきましょう。

屋根瓦修理の相見積もりを取って比較検討

2つ目のポイントは、1社ではなく数社に相見積もりをとって比較検討することです。
2社以上に同じ条件で見積もりを依頼すると、より比較しやすくなります。
見積もりをとったら、以下の点を確認してみてください。

【金額が高すぎるor安すぎることはないか】
1社だけ極端に金額が高かったり安い場合は、なぜ高いのか(もしくは安いのか)具体的に説明してもらいましょう。
的確な説明がしてもらえない場合は、ほかの会社を選んだほうがいいかもしれません。

【面積や数量がきちんと記載されているか】
工事面積や使う材料の数量が全て「一式」と表記されていたら、内訳をきちんと教えてもらいましょう。
なぜなら、詳細の数値を出さない場合は内訳をごまかすことができるからです。
屋根の修理は工事金額が大きくなる場合もあるので、細かいところにもきちんと対応してくださる業者にお願いしたいですね。

【具体的な工程の明示があるか】
金額だけでなくどんな工事内容をどんなスケジュールでやるかも事前に確認しておくことも、両者の相違からのトラブルを防ぐためにも大切です。

屋根瓦のメンテナンスでいざというときの備えを

いかがでしたでしょうか。
屋根の瓦は高い位置にあるので異常があるかどうか確認するのが大変ではありますが、破損やずれなどが発生した場合は大きな被害を防ぐためにも放置をしないで速やかに信頼できる業者に相談しましょう。

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